俳優として活躍し、阿部サダヲさん主演の意識低い系タイムスリップコメディー、『不適切にもほどがある!』に出演している磯村勇斗(いそむらはやと)さん。
磯村勇斗さんはここ数年で日本アカデミー賞優秀助演男優賞やエランドール賞などのさまざまな賞を受賞し、飛ぶ鳥を落とす勢いで人気と実力が上がっている若手俳優です。
今回はそんな磯村勇斗さんの学歴と俳優を目指すきっかけが気になったので調べてみました。
- 磯村勇斗さんの学歴まとめ
- 磯村勇斗さんの俳優のきっかけは自主映画制作
それでは詳しく見ていきましょう!
磯村勇斗さんのプロフィール
- 出身地:静岡県
- 生年月日:1992年9月11日
- 血液型:A型
- 身長:176cm
- 事務所:BLUE LABEL
ドラマ
2015年 テレビ朝日『仮面ライダーゴースト』
2017年 NHK連続テレビ小説『ひよっこ』
2018年 日本テレビ『今日から俺は‼』
2019年 TXドラマ24『きのう何食べた?』
2020年 TBS『恋する母たち』
2021年 大河ドラマ『青天を衝け』
2022年 TBS『持続可能な気ですか?~父と娘の結婚行進曲』
2023年 テレビ東京『きのう何食べた?season2』
映画
2021年 『ヤクザと家族 The Family』
2021年 『東京リベンジャーズ』
2022年 『PLAN75』
2022年 『ビリーバーズ』
2022年 『かさなのこ』
2023年 『最後まで行く』
2023年 『渇水』
2023年 『波紋』
2023年 『月』
2023年 『正欲』
ドラマ、映画もそうですが、舞台やCMなどは省略させていただいてます。
圧巻なのは2022年に8本、2023年も7本の映画に出演。
この年映画の他にも、ドラマや舞台にも出演していました。
磯村勇斗さんは分身ができるんでしょうか?(^^;
そう思うくらい多忙な日常を過ごしている人気俳優さんですね!!
磯村勇斗さんの学歴
出身小学校:沼津市立第一小学校
出身中学校:沼津市立第一中学校
出身高校:静岡県立沼津西高等学校
出身大学:桜美林大学 芸術文化学群(大学3年のときに中退)
桜美林大学を中退されているんですね。
詳しく見てみましょう!
出身小学校:沼津市立第一小学校
磯村勇斗さんの出身小学校は、地元沼津市の公立小学校の第一小学校です。
静岡県 沼津市立第一小学校
小学生時代は「勉強もスポーツもできるとモテる」と思い、両方がんばっていたそうです。
母親が教育熱心な方で、テストなどでいい点数をとればおもちゃも買ってくれたそうです。
そのため当時から勉強も熱心におこなっており、小学校時代の成績は優秀でした。
静岡県はサッカーが盛んなことが有名で、Jリーグ「アスルクラロ沼津」のジュニアクラブチームに入っていました。
また磯村勇斗さんは人前に出て人を笑わすことが好きだったので、小学生の頃から芸能界に憧れていたと語っています。
「人にチヤホヤされたり、有名になりたいという願望が、密かに自分の中にあって、芸能界ってどんな世界なのか見てみたいっていう好奇心もあったし、ずっと憧れを抱いていて」
ただし当時の夢は俳優ではなくお笑いタレントで、アンジャッシュやインパルスに憧れていたんだそうです。
また小学5,6年生くらいのときには、もう一人のイケメンモテ男子と、モテ具合を張り合っていたんだとか。
「誰々と誰々は○○くんが好きだけど、あの子は俺のことが好きだから、俺の方が一人多いな」とか考えていたそうですよ。
小学生男子の考えることは単純でかわいいですね。(笑)
このころから冷静に、自分の立ち位置を分析してたような感じもあります。
磯村勇斗さんはどこの小学校にも1人はいる、スポーツも勉強もできて人気者タイプだったんですね!
出身中学校:沼津市立第一中学校
磯村勇斗さんは小学校卒業後、地元の公立中学校の第一中学校に進学しています。
沼津市立第一中学校
中学時代はバスケットボール部に在籍しており、スポーツは好きで運動神経もいいようです。
また中学2年の頃には友達と俳優を目指すきっかけとなった「ヌマヅの少女ハイジ」という自主映画を制作しています。
磯村勇斗さんは脚本、カメラ、主演(ハイジ役)を自分ひとりでこなしたそうです。
※詳細は後述いたします。
また磯村勇斗さんは中学時代も、他校でもイケメンと有名でした。
他校生の女子から、「勇斗様~♡」と様付けで呼ばれ、バスケの試合では黄色い声援が飛び交っていたそうです。
バラエティ番組に出演した際、磯村勇斗さんの同級生は、本当にそう呼ばれていたと証言していました。
遠征先の学校でもどっちが多く女の子からメールアドレスを聞かれるか、同じバスケ部員とその数を競っていたそうですよ!
出身高校:沼津西高校
磯村勇斗さんの出身高校は、県立の共学校の沼津西高校です。
静岡県立沼津西高等学校 (偏差値 59)
この高校は1901年開校の伝統校で、地元では古くから進学校として知られています。
同校は普通科(偏差値59)のほか、音楽・美術・書道のいずれかを専攻する美術科(同53)を設置していますが、磯村勇斗さんが在籍したのは普通科で、高校2年からは理系に進んでいます。
また中学時代に引き続き、高校時代もバスケットボール部に所属。
中学時代に俳優志望だった磯村勇斗さんは両親に「中学を卒業したら東京に出たい」と伝えたそうですが、「せめて高校だけは卒業しろ」と猛反対され、地元の高校に進学したそうです。
「頑張ったんですよ、受験勉強は。中学の時。で、ちゃんといい高校に(入学できた)」
引用元:Yahoo! JAPANニュース
磯村勇斗さんは中学を卒業したら、俳優の道に進むつもりでいました。しかし、両親に猛反対され急きょ、高校受験を受け進学することに。
そんな中で進学校と知られる伝統校に受かったところをみると学力は高かったんでしょうね!
しかし、役者をやりたい気持ちが抑えきれず、”どこかで演技の勉強ができないか?”といくつかの地元の劇団に「演技を教えてください」と電話をしたそうです。
そして、「いいよ」と返答してくれた地元の劇団「沼津演劇研究所」に週1日通ってたそうです。
高校生にしてこの行動力はすごいですね!
よっぽど演技が好きで、俳優になりたかったんでしょうね!
そんな磯村勇斗さんが初めて舞台に立たせてもらったのは、高校2年の冬。アントン・チェーホフの『プロポーズ』という脚本で、30歳の男性を演じます。
2023年7月には磯村勇斗さんが地元沼津の市制100周年記念公演に出演。
磯村勇斗さんは演技はもちろん、舞台セット・衣装も自身でプロデュース。沼津演劇研究所のメンバー、公募により選ばれたキャストにより公演されました!
高校時代から演技をしてきた経験は現在でも活きていると振り返っています。
出身大学:桜美林大学
磯村勇斗さんは高校卒業後、桜美林大学に進学。
芸術文化学群 演劇ダンス専修の学科に所属していました。
しかし、大学3年の時に中退します。
桜美林大学(偏差値43)
在籍した文化芸術学群は、「演劇・ダンス専修」と「音楽専修」、「ビジュアル・アーツ専修」の3つの学科があり、それぞれのプロフェッショナルを育成しています。
磯村勇斗さんは高校卒業後は大学などに進学しないで、芸能事務所や劇団に所属しようと思っていましたが大学進学を勧める両親が反対したので、結局、演技が学べるこの大学の芸術学群に進学しました。
磯村勇斗さんはまたしても劇団への所属を両親に反対され、大学に進学することになります。
このあたりの経緯については磯村さんは次のようにインタビューで語っています。
「修羅場でした(笑)。本当は、大学に進学せずにプロダクションや劇団に入りたくて、みんなが受験勉強している間、雑誌やインターネットでどんなプロダクションがあるかを調べていました。でも、両親は猛反対で……。反抗して数日家に帰らなかったりもしましたが、『自分には夢がある。やりたい道を進みたいから応援してほしい』と伝えて、最終的には『演技の勉強が出来る大学へ行く』ということで了承してもらえたんです」
また大学時代は映画についての授業も受けています。
いろんな作品を観て、より「面白いなぁ」思うようになり、大学の図書館でDVDを無料貸し出ししていたので、古い映画を借りて、皆でよく回し観していたそうです。
同級生もよく観ている人ばかりで、「あの監督が」「この俳優が」と話し合うのが面白かったと言います。
しかし大学3年生の時に中退。
大学でも1年に数本の舞台はあったのですが、結局は学生の授業。4年間も大学にいたら、自分の熱意がどんどん失われていく気がしたし、毎日に満足できなくなったんです。“もっと外の世界を観たい”“いろんなものを吸収したい”“一刻も早くプロとしてやっている方と一緒に演じたい”という気持ちでいっぱいになり、大学を中退しました。
これによって親と揉めて、しばらくは親との関係が上手くいかなかったそうです。
芸能界で俳優を目指す方はごまんといます。
ご飯を食べていける人はその中でもほんのひと握りの人しかいません。
親としては応援したい気持ちもあるけど、やっていけるか心配。
だからこそ、反対する気持ちもありますよね。
大学を辞めてブレイクするまで
大学を中退したあとはアルバイトして生活費を稼ぎながら、オーディション受けたり、舞台に出ていました。
そんな中で、自分より若い役者さんや同世代の役者さんが映画やドラマなどに出ているのを見て、“この差って、なんなんだろう?”と、すごく疑問に思っていたそうです。
努力すれば間違いなく成功するという世界でもなさそうだし、急にブレイクすることもあるっていうのは分かっていたので、どうしたら成功するんだろう?って、悶々としつつも“最後に勝つのは努力した人なんじゃないか?”と信じて、コツコツと努力していました。
大学生という、ある意味“保険”を捨てて、自ら逃げ場をなくして役者一本を目指すというのは、生半可な気持ちではできませんよね。
20歳の時に映画に出演して本格的に俳優デビューを飾りますが、当初は端役だったり低予算映画の出演に留まっています。
そして23歳の時に「仮面ライダーゴースト」に起用され知名度が上昇。
そして24歳の時にはNHKの朝ドラ「ひよっこ」に有村架純さんの相手役として抜擢されています。
これによって一気に注目度も増して、現在はネクストブレイクの若手俳優の候補に名前が挙がるほどになりました。
ちなみにその後に両親とは和解しており、現在では温かく応援してくれているとコメントしています。
またNHKの朝ドラ「ひよっこ」に出演が決まった時は、母親は泣いて喜んだとのこと。
以降は数々の話題作のテレビドラマや映画に起用されています!
磯村勇斗さんの俳優を目指すきっかけは自主映画の制作
磯村勇斗さんは中学2年の頃に友達と「ヌマヅの少女ハイジ」という自主映画を制作したことをきっかけに、役者になることを決意しています。
映画の内容は、いじめられてスイスに帰ったクララをハイジが沼津に連れ戻すお話。
上映時間は約15分。
磯村勇斗さんは脚本、カメラ、主演(ハイジ役)を自分ひとりでこなしたそうです。
ヌマヅの少女ハイジw
— 田村宗隆 (@tamurasouryu) October 18, 2017
沼津1中!! pic.twitter.com/FKPlumSDM5
磯村勇斗さんの父親がパソコンに詳しかったため、PCを使って合成したスイスの背景も使用したりと映画編集もおこなっています。
中学生で背景の合成を使ったり、脚本を手掛けるなんてすごいですね!
しかも中学生といえば思春期真っ只中。
演技するなんて恥ずかしくて、うまく役になりきれなさそうですが、さすがです!
演技に対する熱意と才能を感じます
監督にも興味があったようですが、最終的には自分の目立ちたい願望に負けて俳優を選んだそうです。
当時を振り返り、磯村勇斗さんはこのように語っていました。
「そうですね。15分くらいの作品でしたが、脚本もカメラ、主演も自分でやって。それを学校で上映したときに、たくさんの拍手をもらって、演じていて面白いうえに、評価してもらえて嬉しかったんですよね。それで、この楽しさをより感じるには、役者になるしかない!と思いました」
引用元:月刊デ☆ビュー
ここから磯村勇斗さんの俳優への道はスタートしたんですね!
磯村勇斗さんのことを調べてみて分かったことは、
- 目立ちたい、注目を浴びたい気持ちが強い。
- 一度決めた目標に向かっての行動力と努力の量が、ずば抜けている。
- 演じることを面白いと感じ、楽しんでいる。
ということ。
まさに俳優になるべくしてなった磯村勇斗さん。
これからの活躍にも目が離せませんね!
まとめ
- 出身小学校は沼津市立第一小学校
- 出身中学校は沼津市立第一中学校
- 出身高校は静岡県立沼津西高等学校
- 出身大学は桜美林大学 芸術文化学群
- 大学でも演技を学んでいたがすごい狭い視野しか持てない気がして、もっと広いところを見たいというのが理由で中退する。
- 中学2年の頃に友達と「ヌマヅの少女ハイジ」という自主映画を製作したことをきっかけに、役者になることを決意しています。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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