木山裕策さんは、優しく伸びやかな歌声で多くの人々の心をつかんできた歌手です。
彼の代表曲『home』は、家族愛をテーマにした心温まる歌詞とメロディーが共感を呼び、今なお幅広い世代に親しまれ続けている名曲のひとつです。
一度は耳にしたことがあるという方も多いのではないでしょうか。
そんな木山さんですが、ファンや一部の視聴者の間では「細魚」というユニークなあだ名で呼ばれることがあります。
日常的にはあまり聞き慣れないこの呼び名、一体どのような経緯でつけられたのでしょうか?
今回はその由来について、木山さんのこれまでの活動やメディア出演を振り返りながら詳しく調査していきます。
木山裕策さんのプロフィール
本名 | 木山 裕策(きやま ゆうさく) |
生年月日 | 1968年10月3日 |
出身地 | 大阪府 |
身長 | 183cm |
血液型 | A型 |
木山裕策さんは”がんのおかげ”で歌手に
木山裕策さんは、36歳のときに甲状腺がんを患っていたことが判明しました。
診断された当時、がんは「レベル4」とされ、悪性度が非常に高く、命に関わる重大な状況だったといいます。
甲状腺は喉仏の下に位置しており、がんの摘出手術には「声を失う可能性がある」という大きなリスクも伴っていました。
木山さんは当時、会社員として働くごく一般的な生活を送っていましたが、音楽が好きで、歌うことは日々の楽しみのひとつでもあったそうです。
そのため、手術によって声を失う可能性があるという医師からの説明には大きなショックを受けたといいます。
しかし幸いなことに、手術は無事に成功。
がんは摘出され、懸念されていた「声」も失わずに済みました。
この経験を通して、命の大切さや「声が出る」ということのありがたさを実感した木山さんは、「CDを一枚作って、自分の歌声を子どもたちに残したい」と強く思うようになります。
この思いが、のちに本格的に歌手を目指すきっかけとなりました。
木山裕策さんの経歴
木山裕策さんは大学に通っていたものの、卒業後すぐには定職に就かず、かねてからの夢であった脚本家を目指して活動していました。
脚本家になるためには専門的なスキルが求められるため、木山さんはシナリオ学校に通いながら、生活費を賄うためにアルバイトを続けるという多忙な日々を送っていました。
しかし、そのような中で結婚を決意。
家族を養う責任が生まれたことで、安定した収入が必要となり、夢を一度断念して就職を目指すことになります。
就職活動は簡単ではなく、困難の連続だったそうですが、地道な努力が実を結び、最終的には大手企業「リクルート」への就職が決まりました。
その後、リクルートでの勤務中に、木山さんは甲状腺がんを患っていることが判明します。
がんは非常に悪性度の高いもので、手術によって声を失う可能性もあるという状況でした。
しかし、手術は無事に成功し、声も守られました。
この経験を経て、「声が出るなら、CDを一枚作って子どもたちに自分の歌を残したい」という強い思いが芽生え、学生時代からの憧れであった“歌手になる”という夢に再び挑戦することを決意します。
その後、テレビのオーディション番組に出演し、2008年にシングル『home』で念願の歌手デビューを果たしました。
このデビュー曲は大きな話題を呼び、同年の年末には『NHK紅白歌合戦』への初出場も果たします。
現在では、歌手としての活動はもちろんのこと、自身の経験をもとにした講演活動やメディア出演など、多方面での活躍を続けています。
逆境を乗り越えて夢を実現させた木山裕策さんの生き方は、多くの人に勇気と希望を与えています。
木山裕策さんが細魚と呼ばれるわけ
木山裕策さんは、現在ファンや視聴者の間で「細魚」というユニークな愛称で親しまれることがあります。
この呼び名が広まるきっかけとなったのは、人気バラエティ番組『千鳥の鬼レンチャン』への出演でした。
番組内で木山さんが歌唱チャレンジに挑んだ際、カメラワークの演出によって、歌いながら画面の下に一度消え、再び画面内に現れるという動きが映し出されました。
その姿がまるで魚が釣り上げられて水中から跳ね上がるように見えたことから、魚釣りのようと話題に。
さらに、木山さん本人が非常にスリムな体型であったことも相まって、細長い魚を連想させる「細魚」というニックネームが自然と定着していったようです。
木山裕策さんの細魚になった時系列
実は、木山裕策さんが現在呼ばれている「細魚」という愛称は、最初から定着していたわけではありません。
このユニークな呼び名には、いくつかの段階を経た面白い経緯があります。
まず初めに、「木山裕策」→「細シャ」というニックネームが誕生しました。
このきっかけを作ったのは、ものまね芸人のMr.シャチホコさんです。
Mr.シャチホコさんがテレビ番組で木山裕策さんのものまねを披露した際、その外見や歌声のクオリティがあまりに似ていたため、「もっと木山」と呼ばれるほどの反響を呼びました。
その後、木山裕策さん本人が番組に登場し、Mr.シャチホコさんと同じ企画に挑戦。
しかし、結果としてMr.シャチホコさんの記録を超えることができず、番組側から「細いMr.シャチホコ」というニュアンスを込めて「細シャ」と命名されました。
これが最初の愛称の由来です。
次に、「細シャ」→「名無し」への変化が起こります。
再び木山さんとMr.シャチホコさんが番組内で対決する機会があり、今度は木山さんが勝利を収めました。
しかし、その勝利にも関わらず「木山裕策」という名前は返還されず、番組の演出として一時的に「名無し」と呼ばれるというシュールな展開が繰り広げられました。
そして最終的に、「名無し」→「細魚」という現在の呼び名にたどり着きます。
木山裕策さんに迫るジョブ魚とは?
その後、木山裕策さんは番組内で再び挑戦を重ね、見事に目標を達成。
ついに「木山裕策」という本来の名前を奪還することに成功します。
視聴者やファンにとっても、この瞬間は感動と笑いが入り混じるハイライトとなり、大きな反響を呼びました。
しかし、物語はここで終わりではありませんでした。
今度はまた新たな愛称が誕生する兆しが見えはじめています。
その名も「ジョブ魚」。
この突如現れた呼び名に、視聴者は再びざわつき始めました。
次回放送予定の『千鳥の鬼レンチャン』では、この「ジョブ魚」にまつわるエピソードや命名の背景が明かされる可能性もあり、ファンの間では早くも期待が高まっています。
真相がわかり次第更新します。
まとめ
木山裕策さんは、病気を乗り越えて歌手としてデビューを果たした感動的な経歴の持ち主です。
代表曲『home』は今なお多くの人に愛され続けています。
さらに、バラエティ番組でのユニークな愛称「細魚」など、親しみやすいキャラクターでも注目を集めています。
真面目で温かい人柄と、どこかお茶目な一面を持ち合わせた木山さん。今後も音楽活動やテレビ出演など、ますますの活躍が楽しみですね。
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