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NHKの中山里奈アナウンサーはパリオリンピックの開会式で、中継を務めました。
その中で、「台湾です」と伝えたことが話題となりました。
実は東京オリンピックでもNHKの和久田麻由子アナウンサーが伝えていたので、2大会連続「台湾です」と伝えられたそうです。
今回は中山里奈アナウンサーが「台湾です」と伝えた理由や中山里奈アナウンサーの魅力について迫っていきたいと思います。
パリオリンピックの開会式で「台湾です」と紹介
2024年7月26日(日本時間27日)市中心部のセーヌ川を舞台に、パリオリンピックの開会式が行われました。
船上パレードで台湾の選手団が登場した際、場内アナウンス、プラカードの表記は英語で「チャイニーズ・タイペイ」、中継の字幕も「CHINESE TAIPEI」でした。
しかし、NHKの中山里奈アナウンサーは「台湾です」と紹介しました。
「台湾です」発言になぜ感涙?その理由は?
昔から台湾という国は「中華民国」という名前で知られていて、国の歌もあります。
しかし、中国は「台湾は中国の一部だ」と主張し、世界中にそれを広めようとしています。
そのため、1970年代から台湾は「中華民国」という名前で国際大会に参加できなくなりました。
中国はまた、台湾が「台湾」という名前で大会に出るのも反対し、その結果、台湾は1976年と1980年のオリンピックに出られませんでした。
でも、その後、台湾、中国、そして国際オリンピック委員会(IOC)と話し合いを続けて、1984年から「チャイニーズ・タイペイ」という名前でオリンピックに参加できることになりました。
「タイペイ」は台湾の首都ですが、台湾の選手たちは台北出身だけではなく、いろんな場所から来ています。
そのため、多くの台湾の人たちは「いつか台湾という名前でオリンピックに参加したい」と願っています。
これが台湾で大きなニュースになり、多くの人が「やっと自分たちの本当の名前で呼んでもらえた」と喜びました。
この言葉はツイッターなどで拡散され、「そうです!台湾です!」、「台湾なんです!」「この一言がうれしくて、なんか、涙が出てきた……」などの言葉が次々と並んだ。
台湾メディアも「台湾に誇りの瞬間をもたらした」と報道し、開会式から1週間近く経った今でも、反響は波のように広がっている。
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/c02e15580ca16ab215985cf13509eecb903f4fe5
自分の国の名前をオリンピックで呼ばれただけでも、感動して涙が出るほど嬉しかったんですね。
中山里奈アナウンサーはどんな人?
2大会連続となる「台湾です」の紹介をした中山里奈アナウンサーはどういう方なのでしょう?
正真正銘の報道のエース
- 生年月日:1991年
- 出身地:広島県広島市
- 最終学歴:東京大学
- 入局年度:2014年度
- 勤務局:NHK放送センター
- 部署:東京アナウンス室
報道番組を中心に活躍し、2024年4月から『正午のニュース』月〜木曜を担当する局の“昼の顔”となっています。
これまで五輪の開会式には局のエースが投入されてきました。
2021年の東京オリンピックの開会式を務めた局のエースである和久田麻由子アナウンサーは、現在産休中。
そして今回のパリオリンピックでは、中山里奈アナウンサーが開会式の中継を任されることになりました。
局の関係者は中山里奈アナウンサーについて、「正真正銘の報道のエース。今回の起用で知名度も上がるのでは。ポスト和久田のトップランナー」と話しています。
まとめ
以上、中山里奈アナウンサーが「台湾です」と伝えた理由や中山里奈アナウンサーの魅力についてまとめてみました。
パリオリンピックの開会式をきっかけに、中山里奈アナウンサーの注目度が上がり、活躍の場が広がりそうですね。
楽しみです。
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